< 記事共通の特徴 >

全デモのソース一式がダウンロード可能です。
ソース一式はローカル環境ですぐに使える構成になっています。

ページ最上部へのスクロールボタンの作り方01
(一番シンプルなスクロール処理)

ページ最上部へのスクロールボタンの作り方03
(ボタンの半透明化:hover時非透過)


ページ最上部へのスクロールボタンの作り方02
(ボタンの半透明化:hover時半透明)

ボタンの半透明化(ホバー時に半透化する)

解説

半透明化

半透明化はCSSで opacity を設定することで簡単に行えます。
opacity: 0.6;
※ 0.6は透過の割合です。1だと非透過。0だと見えなくなります。

ただ、急に半透過になるのは、デザインとして cool じゃないので、
じわじわと徐々に半透過していくように、transition もCSSに設定することが多いです。
transition: 0.6s;
※ 0.6sは変化にかける時間です。
※ 後述しますが、opacity と transition の記載する場所の違いには注意が必要です。

hover時の設定

hover時(ボタンの上にマウスのカーソルを重ねた時)の設定は、以下のように記載します。
#goto_page_top:hover {
  /* hover時に適用するCSS設定 */
}
※ #goto_page_top 部分はボタンの id です。

ただ、「hover時にボタンを透過する設定」は使用する機会が多いため、
上記のようにボタン毎に設定を行うのではなく、汎用的に使用できるクラスを定義して使用する方が実用的です。

デモでも、(HTML側の)ボタン部分の記述に hoverクラスを追加するだけで、
そのボタンに対して「hover時にボタンを透過する設定」が適用されるようにしています。
<div id="goto_page_top" class="hover">↑</div>
.hover {
  transition: 0.6s;
}
.hover:hover {
  opacity: 0.6;
}
※ このクラス名 hover に特別な意味はありません。クラス名 abcdef 等でも何でも任意の名称が使用可能です。
※ :hover の部分は、hover時の処理を設定するための特別な記述です。

まとめ

上記ポイントをまとめると、下記のようなコードになります。
<html>

<head>
<!-- jQueryを使用するための記述等 -->
<!-- jQueryを使用するための記述等 -->
  <style>
    .hover {
      transition: 0.6s;
    }
    .hover:hover {
      opacity: 0.6;
    }
  </style>
</head>
<body>

<!-- HP内容 -->
<!-- HP内容 -->
<!-- HP内容 -->

<div id="goto_page_top" class="hover">↑</div>

<script>
<!-- スクロール処理等 -->
<!-- スクロール処理等 -->
</script>
</body>

</html> 

ページ最上部へのスクロールボタンの作り方01
(一番シンプルなスクロール処理)

ページ最上部へのスクロールボタンの作り方03
(ボタンの半透明化:hover時非透過)